2004-05-17 第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
私はその後県会議員になりまして、沖縄県議でもこの問題と取り組んでまいりましたが、一番最初に石垣島の白保海域、ここでスタートしました。
私はその後県会議員になりまして、沖縄県議でもこの問題と取り組んでまいりましたが、一番最初に石垣島の白保海域、ここでスタートしました。
新石垣空港の建設場所についての御質問でございますが、空港の建設位置につきましては、まずは事業実施主体であります沖縄県が案を作成するものと認識しておりますけれども、現在の新石垣空港の建設位置案は、沖縄県におきまして、地元関係者を中心に、自然保護団体あるいは学識経験者等を委員といたします新石垣空港建設位置選定委員会が設置されまして、島内の四つの候補地につきまして検討を行いまして、最終的には、白保海域の自然環境
「人による脅威「世界最大級」」というこの新聞報道もございますけれども、まさにこの白保海域は、人による脅威が世界最大級の、そういう状況にさらされている。だからこそ、国立公園等の指定をして、世界遺産として子々孫々まで残さなければならない。それをやるのが環境省の仕事じゃないんですか。 何か他人事のような話に先ほど来聞こえるんですが、しっかりとした答弁をしていただきたいと思います。
そうした観点から、白保海域を含む石垣島東海岸を西表国立公園に編入すること、さらに、白保海域を世界遺産に登録することを提唱してまいりました。 報道によれば、五月に第四回世界自然遺産に関する検討会が開催され、トカラ列島以南の琉球諸島を含む三地域が世界自然遺産の国内候補地に決まったとのことでございます。
○岩尾政府参考人 先ほどもお答えさせていただきましたが、この白保海域の国立公園区域に指定する件につきましては、当時の環境庁長官のコメントを踏まえまして、一九八八年でございますが、いろいろと調整をしてきたわけでございますけれども、先ほど言いました、一九九九年に石垣市長の、国立公園指定が時期尚早という発言があったわけでございます。
このため、白保海域を含む石垣島東海岸地域についても、西表国立公園への編入について石垣市に対して説明を行うなど、地元との調整に努めてきているところでございます。並行して、関係地域の土地の所有状況などについても基礎調査を実施しているところです。 今後とも、関係者の理解が得られるよう引き続き努力してまいりたいと考えております。
次に、石垣島東海岸地域、ここには白保海域も含むわけでございますが、これを西表国立公園に編入することについて前回ただしたところでございますが、その後の進捗、何かございましたらお示しをいただきたいと思います。
環境省に伺いますが、九六年九月に、当時の環境庁長官、沖縄県知事、石垣市長が、白保海域を含む石垣東海岸を西表国立公園に編入することで合意したと理解をしていますが、これを早急に実施に移すべきと考えますが、いかがでしょう。
今の国立公園化ということは、そういう意味では非常に重要な要素だと思いますし、あわせてこの白保海域を世界遺産に登録する、このことも十分に可能だ、北半球最大、最古のアオサンゴの群落というだけで十分に可能だと私は思うわけでございます。 沖縄担当大臣として、関係部局にぜひ働きかけをしていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○奥谷大臣政務官 本件は、平成十三年の六月初め、石垣島東岸の白保海域に流れ込む轟川河口周辺においてサンゴ礁が大量に死んでいるという情報を得まして、環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター、WWFジャパンサンゴ礁保護研究センター、八重山サンゴ礁保全協議会とが合同で現状把握のための緊急調査を六月二十日と二十一日に実施し、その結果を発表したものでございます。
もちろん環境保全、特に白保海域のサンゴ保全というものは慎重の上にも慎重な配慮をしなければいけませんが、飛行場とか空港を新たにつくるには、陸地につくるか海を埋め立てるか、どっちかしか選択はないんですよ、簡単に言うと。ですから、ある一定のリスクはやむを得ないと思う。
○伊藤(卓)政府委員 ただいま御指摘の白保海域を海中公園地区に指定するという方針には変わりはございませんけれども、いずれにしましても、指定を進めていく過程におきましては、地元沖縄県あるいは石垣市等の御協力を得ることが不可欠でございます。この点も踏まえながら着実な進捗を図ってまいりたいと考えております。
白保海域ですね、最初の案を、あそこを撤回したときに海中公園をつくるというような構想が提示されましたけれども、現在どこまで進んでいるのでしょうか。
それからカラ岳東を含む白保海域、今申し上げてきました白保海域には、昨年十二月のIUCNの総会で、このIUCNというのは御存じだと思いますけれども、これは六十一の国家、百二十八の政府組織、四百十六の非政府組織と二十九の支部が加盟している、こういった会議でございますけれども、ここで、日本政府、沖縄県に対して白保の海の保全を求める勧告が満場一致で採決されていると思います。
○長谷委員 海中公園計画ということで、それは環境を保全するという視点に立ったものであるというふうに評価いたしますけれども、しかし、それであるならば、カラ岳東に移した——カラ岳東と白保海域というのは地形的にもそれから生態的にも非常に同じ、つながっている、一つのものであるというふうな調査になっております。
それともう一つ、最後に具体的なことでお聞きしますけれども、沖縄県の新石垣空港の建設予定地が、昨年の四月二十六日に白保海域からカラ岳東海域に変更されて、その白保海域の跡のところに海中公園をつくるという計画が進められていると聞いております。これはそのとおりでよろしいのでしょうか。
○清水澄子君 しかし、今回のカラ岳東のこの予定地への変更案につきましても、三重大学の目崎教授の調査では、新予定地地域にも天然記念物級のユビエダハマサンゴの大群落がある、また、旧予定地海域の白保海域と同一生態系の海だ、そして、アオサンゴなどの貴重なサンゴ群に壊滅的な打撃を与えることは必至だと報告をされておりますし、また、IUCNも、悪い影響が出るおそれが強いと危惧の念を表明した書簡を竹下首相に出しておられます
二つポイントがございまして、一つは先生おっしゃられましたとおり、白保と新しい場所は一連の生態系であって、そういった距離では新しい予定地の工事が白保海域にも及ぶのではないかということでございました。これにつきましては、私どもは、サンゴの生息環境を規定するものは、一つは潮の流れであり、もう一つは流入する河川の影響、こういったことではないかというふうに考えております。
それで、大臣はまた白保海域について、海中公園地区に指定して保護したいという方針を明らかにしておられます。日本自然保護協会の資料によりますと、付記のところで「現在白保地先の轟川から、大量の赤土が海に流れ出し、白保地先のサンゴ礁生態系にとって危機的状況が生まれている。これは河川改修や、轟川の上流域で配慮のない土地改良工事が行われている結果である。
環境庁は白保海域の調査を実施し、高被度のサンゴ群集の広がりと連続性、他に例のないアオサンゴ、現状ハマサンゴの特異な群集の存在、またこれらが一つの礁池のユニットの中にまとまって存在し、その他のサンゴを含め全体として健全で特異な生態系を維持している、こういう結論を出しました。
白保海域は、「北半球において、今までに発見された中で最大、かつ最高のアオサンゴを含めて科学的に貴重な多くの自然相を有する豊かなサンゴ礁群落の特に顕著な例」であるという定義をやって、それで日本政府に対して一番目に、「白保リーフ海域への開発行為が及ぼす環境上の影響に考慮して、現計画を再考するための手続きをとることを強く求める」、だからもう中止せいということですね。
○東中分科員 石垣島の白保海域を埋め立てて新石垣空港をつくるという計画ですが、この白保の海にあるアオサンゴなどの貴重な自然環境が破壊される、これを守っていく上で非常に重大な問題だと思うのですが、これについて二月十一日に南米のコスタリカで開かれました国際自然保護連合、IUCNは、日本政府に対して新石垣空港の建設計画を再考するように強く求める決議をしました。
○菅委員 余り予見なく、まずはこのサンゴの写真を見ていただきたいわけですが、実はこの白保海域のサンゴについて、国際自然保護連合、IUCNという団体が、今総理の方から先に言われてしまいましたが、この白保地区に計画をされている飛行場計画についてぜひ見直してほしい、北半球でもう非常にまれになっているサンゴをだめにしてしまうことになるので見直してほしいという決議がなされたわけであります。